::T H E S K Y L U R E S::
 Home . . .基本部位とアクションの関係・ペンシル編
 バルサのペンシルベイト、作ってみようかなというときの参考になればうれしいです。ここでは私の好きな立ち浮きペンシルについて。

 まずはラインアイの位置(図A、B)。 ボディ形状やウエイトの位置などが同じとき、

(A)・・・あごの下にアイがあるこのタイプは、規則的な首振りをしやすい。潜らないので、確実に水面が強い状況向き。かなりアバウト作っても、規則正しく首振りができるので、最初の一本にはこちらがおすすめ。ガッカリしないで済みます。

(B)・・・鼻先にアイがあるタイプは、ダイブしやすく、動きもトリッキー。とくにバルサではじゃじゃ馬です。アイの位置が2,3ミリ前後しただけで動きが変わってしまう。(A)に近づくほど扱いやすくなる。

 と、ここまではよく目にする解説。しかしロールの仕方の違いについて解説したものがあまりないので、ここに書いちゃいます。
(図A'、B')わかりやすくするために右図はポッパーですが、これを立ち浮きペンシルと見なしてください。

(A)と(A')・・・こちらは『頭を倒してから、ロール』タイプです。
 ラインを矢じるしの方向にゆっくり引っ張ると・・・何も起きません。手前に移動するだけ。
 強く引っ張ると、まず頭を倒し、それからロールしながら首を振ります。次のトゥイッチでは、頭を下げながら、横に向いたアイを修正するようにしてロール。
 トゥイッチのたびに「こっち向けよ、おい」と修正するので、ロールは規則正しい。

 ギガンテス、ザラ、スプラッシュローラー(シマノ)、アイロニー(ジップベイツ)などがこの(A)(A')グループ。水平浮きも含まれてますが。
 

 それに対する(B)と(B')・・・こちらは『ロールしてから、頭を下げる』タイプです。
(B')に結ばれたラインを引っ張るとどうなるでしょうか。背中をクルッとこちらに向けるのでしょうか。しかしそれは、頭を下げたとき(水平姿勢時)に腹が上を向くということです。そ、そんなことは重力が許しません。立ち浮きといってもフックを含めて腹側に重心があるからです。

 このタイプは、トゥイッチのたびに腹を上に向けようとします。しかし重力との拮抗によって、複雑な動きになります。トリッキーです。規則正しく動かすには、やさしく扱うことが求められます。
 POP-X、ラドスケール、レッドペッパーがこの(B)(B')グループ。
 ちなみに(A)と(B)の中間にいるのが、ジャイアントDOG-Xやサミー。サミーは(A)に近いかな。  
Sherylminnow
 つづいてウェイトの位置について。

 鼻先だけを出して浮くペンシル。左図の角度にするには、主に(P)と(Q)の2通りの選択肢があります。赤い個所がウェイト。念のため。

(P)の特徴は、倒した頭がもとに戻りにくいこと。それによって@ダイブしてから水中にいる距離が長い。Aスケーティングもやや長い。そんな特徴をいかして、水中でヌルヌル動かすこともできます。音がしなくていいかも。
 また、操作の対象となる頭にウェイトがあるので、「水がらみ感」があります。操作してるぜ、って感じです。

(Q)の特徴は、姿勢の復帰が早いこと。首振りの移動距離が短く、ダイブしてからも水面に戻って来やすい。平たく言えばピョコピョコです。とくにバルサでは、自分のリズム以上にピョコピョコになることもあり、その場合、トゥイッチが空振りに終わって恥ずかしい気持ちになります。

(P)(Q)ともに、狙った浮き角度にするには、テールの絞り具合やフックの大きさなどを考慮する必要があります。図はあくまでも参考に。

 ちなみに私の好みは(B)と(P)の組み合わせ。ウェイトの分配は30%:70%の垂直浮きが好き。
Sherylminnow


※小さめの文字サイズでレイアウトのバランスがとれますが、
小さすぎたらどうぞ大きください。