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 Home . . .エッセイ・ミノー編
 一時期、自分の使うハードルアーを全部自分で作ってしまおうと取り組んだが、苦手なジャンルは諦めた。釣果という目の前の数字に屈してしまったのだ。今ではクランクとペンシルのみ製作。いさぎいいでしょ?

 バルサでミノーを作ろうとすると、サスペンドさせるのが難しく、水になじみにくく、重心移動システムが入れなれない。オマエ、もっとがんばれよ、と言われても、私はすでにクジけた。もう立ち上がれない。立ち上がる気力があるなら、その足でショップへ行く。

 そうなのだ。日本には優れたミノーがありすぎるのだ。で、ジャークという目的においては、OSPの阿修羅は完璧なルアーだ。厳しい目で観察し、不満な個所が目に付くたびに、ひとつひとつ我慢強く解決していったのだろう。キューブリックの映画を思い起こさせる。

 細身の割に結構ウオブルが強く、あくまでジャーク寄りの設計であることがわかる。ただ巻きは可もなく不可もなくのレベルで、その用途においては、実はあの角張ったボディが意外とストレスになっているのだ。以前、同じような形状のミノーを作ったとき、角を落としてやった途端にキレとスムーズさが出たことがあった。(動けばいいってものでもないけど) また、私はしばしばリップの角度を変えてローリングアクションにするのだが、そうなるとますます角張った形状にストレスを感じさせられる。台形ボディを採用した時点で、ジャーク拠りという設計はすでに決まったようなものだったのだろう。さあ、迷わずジャークだ。

 ちなみに左の写真は、夜のシーバス用に白く塗ったもの。傷がないときは、カルピスキャンディみたいでおいしそうでした。釣果の方は、あんまりよくなかったです。湖沼では結構トルクフルなルアーなのに、港湾にいくとなぜか急にボリューム不足を感じてしまう。フシギだね。
Sherylminnow
 ヒラスズキを14連発させたこと、ありますか? 私はある。エッヘン。もちろんテクニックではなく、場所のポテンシャルによるものだが、そんな状況に巡り合えたことがエッヘンなのだ。あ、あとですね、(小声になる)14連続キャッチでなく、14連続ヒットです。けっこうバラシました。だってねえ、針先は鈍ってくるし、フックも伸びちゃってるし・・・・・・それでもエッヘンだ。

 そんないとしのタイドミノースリム120。愛しすぎていたために、他のルアーを使うとき後ろめたさを感じたほどだ。
 動きの基本はローリング。ボディシェイプとともに、その美しさにはため息が出る。ジャーク時においては、引き抵抗の軽さが特徴で、バス釣りでもワンテンにしんどさを感じる人には絶対に使ってもらいたい。このルアーをシーバスだけに留めておくことは、神を独り占めするぐらい罪深いことだ。

 浮気せずに愛し続けることで分かることがある。それは何かしら? それはカラー。本当に傾向が見えてくる。私は貧乏だったから5色に絞っていた。赤金、ナチュラルなホロ、ブラックホロ、レッドヘッドホロ、クリア系レッドヘッド(自作カラー)。よーし、わかる所までは書いちゃおう。でもあんまり信じないでね。
*新月の真っ暗はナチュラル。以外でしょ?
*空気が赤いときは赤金。つまり夕まづめ。朝まづめも赤かったらOK。
*昼はナチュラル。
*明るい夜、水が透明ならクリア系レッドヘッド。濁っていたらブラックホロ。何がなんだかわからないときは、魔法のレッドヘッドホロ。
 私が海釣りをしなくなってから、クリアレッドとか、クリアイエローとか、バリエーションが増えて、そっちはさっぱり分からない。海風が恋しいです。

 右のカラーはブルーシャイナー。当時はサンマカラーという庶民的な名前で売られてました。ブラックバックはキビナゴカラーだったし。東北の人はキビナゴ知らないよね。
Sherylminnow
ラパラF-13の画像予定地。

現在、F-13そのものを捜索中。どこいったんだろう。実家かなー。近所にも売ってないし。
 私がシーバス釣りを始めたとき、すでにザ・ファーストとかK-TEN(かっこいい名前だ)といった重心移動のルアーがあったので、偉大なるラパラを初めて投げたとき、やり場のない切なさを感じた。キャッチボールをしたとき親父の球が妙に軽く感じる、あの切なさだ。年老いて、弱々しい飛び方。血気盛んな若者の台頭によって、一つの時代は終焉を向・・・ん? 何だ?アレは?

 リトリーブしていたら、後ろからネンブツダイの大群がついてきました。暴走族の集会みたいに。もちろん先頭はラパラF-13。リトリーブやめると、彼らは解散する。しかし、トゥイッチでヒラヒラさせると、「親分、どうしたんすか!」といった感じでネンブツ一斉大集合。後にも先にも、ネンブツダイの大群を引き連れてきたルアーはこのF-13だけだ。面白かったなー。

 飛距離を求めて腹にウエイトを張ると、あのヒラヒラ感が損なわれる。投げにくくても、やっぱりそのままで使うべきだろう。と思っていたら、B.A.S.S.のフロリダの試合で、鉛を張ったF-13をフィネス的にトップで使用して、誰だったか上位に食い込んでいた。バーニーだったかな。
 それにしてもラパラのようなミノーがあると、バルサでミノーを作ろうという気がますますしぼんできちゃいます。

 ヴィジョン95のスペースがなくなっちゃた。私はルアーの見た目はほとんど気にしないが、精神衛生上、止めるミノーはリアルであってほしい。はぁ〜、美しい〜。
Sherylminnow


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