about Music ここでは、皆さんからの意見や質問などを反映させながらジックリと書き上げていきたいと考えています。 出来る限り、定期的なアップを心がけますのでヨロシク!!
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音楽は「音を楽しむ」と書く。 そう、楽しめれば それで良いのである。 しかし、音楽というものに対する知識や考え方が深まれば、より多くの楽しみ方が見えてくる。 プレーヤーは より自由自在に音を操り、リスナーは より広い空間を感じ取れるようになるのである。 さぁ、新たな世界への扉を開きましょう!
<三大要素>
音楽と呼ばれるには重要な三大要素があります。 「リズム」「メロディ」「ハーモニー」です。 もちろん、これらは基本的な話で例外もあります(何事も例外はあるんですよ)。 先ずは土台となるリズムについて説明します。
<リズムとは・・・>
よく、「黒人はリズム感が良い」とか「日本人はリズム感が悪いのでは?」等という意見を耳にする。
この様な事を言う人達は、「リズム」の定義が理解できていないのです。 それがプレーヤーだったりしたら・・・その時点で 自分の持つ能力を発揮できなくしてしまっています。
答えから先に言いますと、どの人種がリズム感が良いとか悪いとかという事は決して有り得ません。 単にリズムの取り方が「人それぞれにある」というだけの事なのです。 もちろん、リズムの取り方に要領の悪い人はいますが、それは人種には関係がありません。 HipHopダンスの下手な黒人だって少なくないのです。
私が、L.A.の地に馴染みはじめて気が付いた事の1つに「人種による発音とリズムの違い」があります。 英語が第二カ国語の人達は別として、 同じL.A.に生まれ育った者達でも人種による違いがあるのです。 しかし、この「人種」と言う概念が誤りであった事を知る出来事がありました。
あの独特の訛りのない黒人に出会ったのです(笑)。 つまり、声だけ聞いていたら白人なのです。 本人に この事について聞いてみた所、彼は幼い頃から白人の多い地域に住んでいて、その結果 友達も白人が多かった・・・と言う事だったのです。 話している時の彼の動きを見ていても、全く黒人らしくないモノを感じたのでした。
話が少々遠回りでしたが、私が言いたい事は「人種」という概念は それ程重要ではない という事です。 では、何が それほどまでに影響するのでしょうか?
それは「環境」です。 環境によって同じリズムでも各々の捉えかたが生れてくるのです。 先程 例に取り上げた彼もそうですが、その他にも この事を証明する経験が多くあるのです。 この事は後で<環境について>で記します。 とりあえず、この事を念頭に入れて本題へ行きましょう。
先ずは、質問です。 先程から何度と出ている「リズム」とは何だか分かりますか?
この事を説明する為に「パルス」「テンポ」そして「グルーヴ」というものについて話しなくてはなりません。 これら3つを同じ事と混合して考えてしまっている方も多いのではないでしょうか。 実は、これらは全く違う物で、それらを独立して理解し関係をつかむ事が大きなポイントとなります。
パルス)周波の事です。
テンポ) パルスの長さを決める速度です。
パルスはテンポが与えられて初めて一定周期を保つ事が出来ます。
では、「1、2、3、4」とカウントして下さい。
当然ながら これだけの提示だと人それぞれのテンポ、下手すると1と2、2と3、3と4の間隔が不安定だった方もいるでしょう。
これが「パルスはテンポが与えられて初めて一定周期を保つ」と言う意味です。 この一定周期の事を「タイム」と言い、その感覚を「タイム感」と言います。
そして、テンポを得たパルスを細分化し、スタイルを決定するのが「リズム」なのです。 同じ「1、2、3、4」も、16分音符で割った場合と、3連符で割った場合では全く異なる印象を持ちます。
ここまでの段階で譜面上でのスタイルは完成しました。 しかし、これだけでは物足りない結果が待っています。 それに微妙な色合いを付けていくのが「グルーヴ」です。 一般で言う「ノリ」の事ですね。
初めに記した「黒人はリズム感が良い」というのは、恐らく「ノリがハッキリしている」という事と同意にしてしまっているのでしょう。 このリズムとグルーヴが全く意味の異なる物である事は分かってもらえたと思います。
グルーヴ感についても同じ事が言えます。 先程、グルーヴは あえて言えば「色合い」と書きました。 そこで、この例え話は どうでしょう。 ゴッホやモネ、ピカソ、そして北斎。 彼らは、この世に素晴らしい名画を残した事は皆さんご承知の通りです。 では、この中の誰が一番良い色合いを持った画家でしょうか?
もう、この答えは記す必要はありませんよね。
要するに、一般的に偏見で観られる黒人のファンキー(?)なノリが派手で分かりやすく印象に残り易いのではないか?と考えられるのです。 あと、単に流行でしょう・・・。
ここまで分かってくれば、何かが少し見えてきたのではないか?と思います。 そういう あなたは、もう 俗的な判断を捨てているハズ。 これで本当のグルーヴが掴めてきます。
ところで、私は現在L.A.在住なのですが、米国人プレーヤーと触れてきて気が付いた事があります。少々横道にずれる話となりますが興味のある方はコチラをクリックして下さい。
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「絶対音感」 最相葉月(さいしょうはずき)著:日本には絶対音感を持つ人が多いという。それは何故?そして絶対音感とは何か?様々な角度から追求する。歴史的背景や医学的根拠、各分野の演奏家へのアンケートなど興味深い内容が豊富。理論書ではないので音楽に詳しくない方でも問題無く楽しめる。