今回は、少々真面目な話です。

(毎度のページを読まれている方々はガッカリとするかもしれません。が、取り合えず読んでみて下さい。皆さんへ何らかのヒントとなると信じています。)

 

 

 

私は、米国に住んで十数年となりますが、フとある事に気が付きました。

 

それは・・・

D思考という概念です。

 

どういうことか?

 

話す言語(私の場合には日本語/米英語となります。スペン語も学びましたが、、、モノになっておりません)によって性格/思考が異なる事に気が付いたのです。

 

根本的な部分は同じです(二重人格者ではない・・・と思う)

 

にもかかわらず、日本語で話している時と米語で話している時とでは物の見方や捉え方が明らかに異なるのです。

 

例えば、日本語の「懐かしい」という感覚を英語では「nostalgic」や「the good old day(またはthing)」等と表しますが、、、やはり何かがシックリときません。

逆にも同じで、英語から日本語へ直訳し辛い言葉と表現が沢山にあります。←翻訳/通訳者の仕事はココにある訳ですね。

 

これらは恐らく、歴史(文化/習慣)の違いによるものでしょう。

 

そうなると国民性などもこれら感覚の違いであると考えても良いのではないでしょうか?

(語学習得において難しいのがこの感覚のズレです。なお、同じ英語でもイギリスとアメリカでは異なりますし、スペイン語にしてもヨーロッパと南米のものとでは異なる事実があります。)

 

 

ですから、

同一人物でも複数の言語を話す様になると、物事を捉える指向性(ベクトル)が増えてしまうのも当然の事なのです。

 

 

 

要するに、ある物体/物事を一方方向からしか見ていない二次元(平面)的な捉え方から他方向からも捉える三次元 (立体) 的な捉え方をするようになっている訳です。

 

<余談>

かのピカソの描く絵画様式を「キュービズム」といいますが、これも被写体を一方方向からだけではなく立体的に捉えた結果であったと推測できます。

彼が若き日に描いたデッサンを見ると、一般的な感覚での描写も当然のごとくに長けていた事が覗えます。

 

 

 

例えるならば、

目の前に大きな壁があり、その向うにボールが置いてあった・・・とします。

 

こちら側から反対側は見えませんので、壁の向うに何かがある事すらも知り得ません。

しかし、向こう側からは当然のごとくボールの存在に気が付きます。←それでも見落とす事はあるでしょうが。。。

 

 

これこそが母国語以外の言語を学ぶ本質であり極意であるのかもしれません。

 

 

そして、この事は問題点を打破するのにも役立ちます。

厳密には、打破する必要もなく、視点を変えるだけです。

 

そうすれば、「壁」は単に壁でしかなく、邪魔に思う事もないのです。

 

 

 

今回、言語の違いから感じた志向(指向/思考)性という形で記してきましたが、単一の言語しか話せなくともこの3D感覚は可能と考えます。

歴史を学び、世界を知り、様々な分野を見る・・・そして物の本質を見抜く基礎体力を養う。

 

今まで単なる石コロだと思っていた物が実は宝石かもしれません。

今までに蓄えた知識/経験がより定着し、そして派生や発展を遂げ「知的財産」へとなるやもしれません。

 

 

 

 

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