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毎日のようにコンピュータの世界は変化していきます。その中で、当然の事 パーソナルコンピュータも新型が次々に登場してきます。つい最近まで数百khzであったCPUも 今では2Ghzなんてのも当たり前となってしまいました。
メモリもしかりです。何もかも倍倍倍・・・と増えています。
数年以前では想像を絶する数値です。そして、これからも・・・・・。
しかし待って下さい!
コンピュータが高速化していても、それを操る人間の方はどうでしょう?
変化はしているのでしょうが、これらコンピュータ程の変化はないのが現実でしょう。正直、G(ギガ)クラスのCPUを必要とするする方は あまりいないと思います。もちろん、「処理が早い」「容量が大きい」に越した事はありません。
しかしながら、その事を体感できるのは、それなりの作業をしているときだけなのです。例えば、インターネットを利用する場合、問題となるのは接続方法であってPC性能での差は体感できるとは言い難いほどのものです。
その事を念頭に置いて要領よく購入し、必要な機能を拡張する事に費用を回す事で「長持ち」 かつ 「不満の無い作業」を実現しようじゃありませんか。
とは書きましたが、ここで念を押しておきます。
私が意味する事は「安い物を」という意味ではなく、「必要な事にお金をかける」という意味です。ここは勘違いしないで下さいね。
最近、機能豊富な割にやたらと安い物も多く目にします。が・・・・・これには それなりの理由があるのは自然の摂理(?)ですよね?
それに対し、余計な所にお金がかかっている物も多い事も事実です。
ところで、パーツで細かく考える前に選択の大きな分岐点があります。
それは、どのタイプのパソコンにするか?です。卓上に設置して使うデスクトップ型と移動が楽なラップトップ(ノートブック)が一般的に大きな分かれ目だと思います。デスクトップと一言に言ってもスリム、ミニ、ミディアム、そしてフルなど様々な大きさと形がありますし、ラップトップも極薄や携帯出来るほどに小さな物まで実に様々ですよね?
先ず、断言できる事から記したいと思います。
コンピュータを様々な用途にバリバリ使いたい・・・と考えるならば、デスクトップのミドル、またはフルタワー!!です。
グラフィックカード、サウンドカード等が独立して拡張スロットに搭載されており、余りスロットも十分にある大きなタワーです。
マザーボードにこれらが組まれている一体型(オンボード)では本格的な使用に耐えれません。
一体化する事で値段が安くなっていますので、一瞬「お!?」と思いますが、それなりの部品で構成されています。
専門の拡張カードには足元にも及びません。
ですから、一体型の小型機を購入して「グラフィックが・・・ちょっと・・・」や「音質が・・・」と感じても仕方の無い事です。メーカー製PCに見られる傾向です。
そして、PCIスロットが少ないと拡張性が低くなり将来安価に機能を上げたい場合に断念せざるを得なくなります。
こだわり派は、迷わずに「拡張スロットに余裕のあるミドルタワー」以上にしましょう!!
実は、私は今北米のL.A.に住んでいますが、ここと日本との大きな違いを感じています。
日本ではノート型の需要が結構高いと聞いていますが、こちらではデスクトップがダントツに需要が高いのです。
これは、実用的(合理的)なアメリカ人と外観やオプションを気にする日本人との違いがよく現れていると思います。
ノート型はデザインも大きなポイントで、素直に「カッコイイ」と思える物が多々あります。最近では、デスクトップ型にも この傾向が見られていて、スリムな物が増えていますよね?
当たり前に考えて下さい。それだけデザインに凝っていると言う事は・・・費用もそちらに回されているという事は誰にでも分かりますよね?実は、専門店に行くとデスクトップ型も様々なタワー(BOX)が売られており、デザインや材質にこだわった物ほど高くなります。
先日、米国大手の専門ショップにてガラス製タワーを目撃!!カッコ良かったです。「これを機に・・・」と値札に目をやると・・・$250・・・・・高い(涙)。ボックスだけに$200以上は痛い。うぅぅ・・・でも、欲しい。。。
ちなみに、アルミ製や銅製の物は熱伝導が良いとの事で人気が上がっています。
ところで、私のタワーはミドルの大ですが、ある日、日本人の知人に こう言われた面白い話があります。
「その本体って・・・大きいねぇ。 ・・・・・古いの?」
なるほど、どうやら日本人の意識の中に「新型=小型」という式が成り立っているようです。
実は、小型化と言う物は最新技術とは直結しないのです。いつの時代も最新の物は意外に大きいのです。最新ですから小型化までには至らない訳です。分かりますよね?
パソコンの場合も、高速CPUを搭載したり(冷却ファンが大きくなります)、機能拡張していくと 結果 大型化してしまいます。その上、放熱に十分なスペースの確保も重要です。ですから、箱自体の容量が小さいと拡張に限界がきてしまうのが早い・・・という訳なのです。
スリム型の場合、前述した問題以外にも使用できるマザーボードの制限や物によっては拡張ボードまでもが小型の物しか受け付けない等といった不都合が生じてしまいます。
ラップトップ等の小型機は なお更で、小型化する分の技術が使われておりますので、機能の割に高価な物となるのです。
そして、其々のメーカー独自の方法を取りますので、非常に機能拡張や修理が面倒になっています。相性の悪い部品も多くなります。デスクトップに比べて使用できる寿命が短い理由がここにあります。
そういう事ですので、よほどの理由が無い限りラップトップ型の購入は割が合わない事を覚悟しておいて下さい。
では、パーツに分けた話を進めていきます。
まず最初のポイントは・・・CPUスピードよりもメモリの容量を気にする と言う事です。実は、店頭に並ぶ多くのパソコンは ほとんどがメモリが足りてるとは言い難い現状にあります。高速なCPUを搭載している物でも同じです。
使い込む内にメモリ容量不足の壁にぶち当たるのです。つまり、最初からメモリ増設を考慮しておく必要があります。
ハードデイスクに関しては、容量は20G~30Gもあれば初めは十分でしょう。
ハードユーザになるまでは問題の無い容量ですし、必要になれば増設すれば良いのです。
最近はHDDの大容量化が進み200GBなど店頭にありますが、無理して大容量モノを買わずに先ずは必要な容量で使っていき、必要となったらスレーヴとして別のディスクを追加する方がバックアップ等の使い分けが出来るので賢いと思います。
HD(ハードデイスク)では、むしろ、データ転送のスピードを気にして下さい。これは、メモリと同じくパソコンの動作に大きく影響します。少々古くなった場合でもHDを高速な物に交換した事で全く違う物になったという話は良く聞きます。
そして、オプショナルに聞こえるグラフィックカードも良く考える必要があります。
オフィス処理できるだけの画面が見えれば良いと言うのであれば 取りあえずの物で気にしなくても大丈夫なのですが、ゲーム等を楽しむ方々は要注意です。特に3D処理を要するものは桁違いに負荷がかかります。機能が追いつけない物の場合、処理落ちが起きたり、表示が遅くなる等の問題が出てきます。出来る事ならば、CPUに負担をかけないように単独でチップが組み込まれている物が良いでしょう。
もちろんの事、解像度(画像の木目細かさ)にもハッキリとした違いが出ます。ところで、最近はインターネット上でも画像処理に凝ったものが多いですよね?こんな所でも違いが出るのです。
オプション部分ではTV出力が付いているもの等があります。
尚、動画を外部機器から取り込みたいという方々は「キャプチャー・カード」を増設する必要があります。
グラフィックとくれば、次はサウンド。
メーカー製品に付いてくるスピーカーはランクがあるものの本格的な使用に耐えうる物が付属する事は 殆どありません。
そんなスピーカーを使っていくのであればサウンドカードも ある程度の物で良いでしょう。
しかし、最近はDVD搭載で映画やライヴを楽しむ方が増えていますよね。
そんな場合、折角ですから サウンドカードとスピーカーも高品質な物を揃えたいと思いませんか?
場合によっては、「サラウンド」と言う方も少なくないと思います。同じ映画でも全く迫力や臨場感に違いが出てしまうのですから体感したら止められないハズです。
私の場合、音楽制作をしますが、サウンドカードを良質な物にし、基本的にヘッドホンを使っています。ですから、当然 ヘッドホンは気に入った高品質な製品です。
ところで、最近はUSBを介した外付けの「サウンド・ユニット」や「USBスピーカー」が増えて来ています。
これらは接続が簡単であるのは当然の事、外付けですからPC内の電磁波の渦から逃れる事でノイズ比率が格段に下がるという利点があります。
CPUへの少々の負担はありますが、こちらの選択もあることを覚えておいて下さい。
そして、今の時代、無視できないのがCDドライヴですね?
以前はFDが主流だった訳ですが、マルチメディア性が高くなってきた現在ではレガシーディバイス(過去のもの)に近くなっています。場合によっては、「FDを使ったことがない」という方すらおられるかもしれません。
とは言え、起動ディスク等はFDが基本ですから まだまだ切り離すには勇気が要ります。というより、とんでもなく安価(皆さんの想像を絶するほど安くなっています)ですから付けておく事に軍配が挙がります。
で、CDドライヴですが、今更レコーダブルじゃ無い物を購入するのは止めましょう。以前は、CDドライヴとCD-Rドライヴとの間に回転スピードの差がありました。しかし、今では その差は無いに等しい状況です。
そして、上書き可能なCD-RWドライヴがあります。データのバックアップを頻繁に行なう方には必要です。
DVDドライヴは必要に応じてどうぞ。
DVDで映画などを楽しむ場合、十分なメモリ容量の確保と それなりのグラフィックカードを搭載しておく必要があります。安価なボードの場合、処理をCPUに任せてしまう為に負担をかけ、スムーズな再生が行われなくなってしまうからです。DVD搭載機を購入したが画像処理がオカシイという場合も それらが原因と考えられます。PC上での用途に限らない場合は専用プレーヤーを購入した方が良いのも事実です。
次に外付け用インターフェースを考えましょう。
今の主流はUSB1です。殆どのデジタルカメラでは これによる接続が採用されています。USB2が登場していますので、移行していく事は間違い有りません。このUSBに対し、IEEE1394があります。「FireWire」や「i-Link」という愛称で知られています。USB1よりも遥かに高い転送速度ですのでデジタルビデオや外付けHDDとの接続に使われています。出来れば両方欲しいところです。(USB2はUSB1に対応しますので、今からの購入では前者を選びましょう!)
では、次にモニター(ディスプレイ)について考えてみましょう。
今の流行は液晶です。ラップトップに関しましては標準が液晶ですよね?
ここ合衆国でも液晶の新製品が次々に登場しています。 が・・・・・実は、この液晶モニター・・・まだまだなんです。。。
発色にも かなりのばらつきがありますし、何と言っても高い!!意外に安価な物もありますが、それだけの性能である事は当然です。それでも以前よりは かなり進化した事は事実ですが・・・。
私は、グラフィック(趣味の範囲)もやりますので、今現在の液晶での表示に興味が無いのが正直な意見です。
それでも「いつかは液晶が実用的になるだろう・・・」と店頭でチェックは怠りません。でもねぇ・・・もう少しかな?
そんな訳で、現時点でのお薦めはFlat(平面)モニターです!
17inch以上が良いでしょう。19inch、21inchとドンドン大画面化しています。
何故?フラットな大画面か??? これにはキチンとした理由があります。
詳しい事は記しませんが、今までと比べて とにかく目に優しいのです。私もフラットで解像度の高い物に買い替えましたが、本当に良いんです。以前のものより値段は張ったのですが、価値はそれ以上です。
この様な意味でのアップグレードもデスクトップならではの楽しみです。ラップトップでも接続できますが・・・取り替えとはいかないので、無駄が出ますからね。
<ノートブック/ラップトップの利点>
これまではデスクトップを有利として話を進めてきました。その理由は前述したとおりなのですが、ラップトップにはラップトップの利点があります。
先ずは、何と言っても機動性です。こればかりはデスクトップも素直に負けを認めざるを得ませんね。
以前に、私の知り合いから「音楽制作をするので新しいPCを買うのだが」という相談を受けました。
私は迷わずデスクトップを薦めましたが、「貸しスタジオに持ち込みたい」との事。それならばラップトップしかありませんよね。
今は、外付けする機器も種類が豊富になり性能も良くなっていますので拡張の幅は以前に比べて広がっているのも事実です。
それに、ラップトップPC自体が高性能化しており、よほど古い物ではない限り殆どの使用に耐えるレベルに達しています。
次に挙げるのが、省スペース設計である点です。これは、先程の機動性と重複する事ではありますが、外に持ち出す事以外に注目したポイントです。
例えば、机などのPCを設置する為のスペースが無い場合や、時によってPCを利用する場所が異なる場合は、やはり小型で一体化しているラップトップが良い訳ですよね。
さて、ここまで見て来て気が付く事とは思いますが、性能面での利点はありません。つまるところ、ラップトップの利点は性能面とは違う所にあるという事です。
そして、価格面でのリスクは大きく性能としての寿命も短い点を考えると、上記した利点が十分に魅力として感じられない限り購入は避けるべきだと考えます。
実際に、私の周りでも(特に日本人は)ラップトップを1st機として購入している方がいますが、その多くが限界を感じてデスクトップへの移行を考えています。特に多いのが液晶画面の故障で、修理の費用が莫大という話をよく耳にします。
とにかく、ラップトップは2nd機として用意するのが その利点を有効に利用でき得策でしょう。
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