| 全日本キャスティング協会対抗戦(普通団体種目)悲願の初優勝! | |
| 平成18年5月14日広島県広島空港流通団地特設会場で「平成18年度全日本キャスティング協会対抗戦」が 開催された。これは全日本サーフキャスティング連盟の主催で全国の各協会からの参加があり、個人と団体戦 で競技され文字通り協会対抗の日本一を決める全日本サーフのメインイベントである。我が兵庫協会では過去 善戦して優勝の一歩手前まで行ったものの最後の第4種目で3ファウルがあり、涙を呑んだことがあり、それから 奮起して厳しい練習を積み、平成15年度にレインボーキャスターズと神戸投翔会でドリームチームを結成そして その年に団体の日本記録を更新して初優勝。昨年は、その大記録を塗り替える素晴らしいキャスティングを披露 してブッチ切りの日本新記録を樹立し二連覇を達成することが出来た。そして今年は神戸投翔会が今度はST種目 でドリームチームを結成したので普通種目の団体戦は我がレインボーキャスターズでチーム編成することとなった。 団体普通種目には第1種目(道糸7号・力糸なし・オモリ30号)と第2種目(道糸3号、力糸あり・オモリ30号)に 第3種目(道糸5号・力糸なし・オモリ15号)それに第4種目(道糸2号・力糸あり・オモリ15号)の4つの種目があり 編成には4名が必要である。幸い、我がクラブには第3種目のスペシャリストである松尾が居り、またアメリカの世界 選手権にも出場した全日本の長距離砲浅間選手が居り、4種目は基より回転リールの1種目、2種目も出来ると あって心強い相棒である。また、2種目を始めた十倉選手がR社の赤ボロン(1番ソリッド穂先)では伸び悩んでいた いたが、静岡のウィング製2ピースの45号を使い始めてから飛距離が飛躍的に伸び、今年の4月に行われた全日 本キャスティング通信兵庫大会では最長208mをマークして見事初優勝。これで1種目は浅間、2種目十倉、3種目 松尾と3つの種目は確定したが、残る4種目が最後まで問題となった。元々、4種目にはエース北川、立嶋、北田の 3選手がいるが、S社の18gにはまってしまって肝心の15号オモリでは全く期待出来なくなってしまった。そこで、 6種目の兵庫協会記録を持つ茶谷選手に白羽の矢が立ち、練習の期間は短いが18gでも上位入賞して器用なので お願いすることにした。これでレインボーキャスターズの普通団体最強の「ドリームチーム」が完成。4選手が自分の 仕事をすれば、今の全日本でも絶対負けないと思われ、後は大会までに自分の種目を完璧に仕上げることとなった。 ところが、GWに入って十倉選手が重い荷物を持ってぎっくり腰になり、早々にリタイヤ。また茶谷選手も急激な練習 で腰痛を併発し三日も寝込むという前途多難な出発となってしまった。おまけに4月末の台湾SC選手権参加のため 4種目の練習を続けていた私も、ロッドを3種目用に15cm長くしたらファウルの続出、浅間選手も仕事が忙しくGWも なしでぶっつけ本番とみんな不安を抱えての出場となりました。 午前8時から開会式が行われ、神戸投翔会の谷口選手が選手宣誓をして競技が開始されました。心配した雨も 夜半で上がり快晴微風の絶好のキャスティング日和。Aコートでは1種目と3種目から始まり、浅間選手の1投目に 注目が集まりましたが軽く流して156mと先ず先ずのスタート。次は3種目の私の投擲の開始。普段の大会と違って 団体戦はいつも緊張する。もう心臓バコバコ、調子も悪いので何度もバックスィングをやり直してバシッと決めたが フラフラと飛んだオモリは右ライン一杯に辛うじて着地。セーフの白い旗で思わず胸を撫で下した。記録144.38m まぁ、ほとんど無風なので納得の飛距離。浅間選手は2投目も危なげなく決めて154,77m、3投目には最長記録 となる163.83mをマークして早くもノルマ達成。やはり顔も生き生きしている。私も2投目に最長となる147.08m をマークしたが、早く楽になりたいと入れに行った3投目がスポッと抜けて左コートからはみ出し無念の赤旗だ・・・・。 浅間選手は5投目にも160.08mをマークしてパーフェクトキャスティング。練習をしていない割には見事な投擲だ。 さぁ、私の4投目。Fの文字が頭を過ぎり、凄いプレッシャーで足はガクガクでオモリの軌道も目で追えないぐらいもう ビビリまくりである。それでも、ここはもう歴戦の覇者、負けてたまるかと開き直ってフルキャスト。また左に引っ張っ てしまって、「アカン、出る」と、思わず目を閉じたが風にも助けられて何とかギリギリセーフ。記録は145.34mで これで3つ入ったのでやっと肩の荷が下りた。今3種目の最長は小谷選手(北九州・好投会)が3投目にマークした 148.46mで、何としてもこの最長を塗り替えようと5投目は150mオーバーを狙って完璧なパワーキャスティング、 グングン飛び続けたシンカーはかなりの飛距離が出たと思ったが、痛恨の赤旗で最長狙いも失敗。まあ、今日の 私のミスキャストからすれば、ほんとよく3投入ったものです。これで3種目は平成12年から負けなしの連覇が続い ています。何とかスペシャリストの面目が保たれてホッとしました。 さぁ、次は2種目と4種目の投擲です。二人とも腰痛が再発してろくな練習が出来ていないので最初の1発が見もの です。2種目の投擲エリアに入った十倉選手も、投げて見ないと腰痛の影響が判らないと開き直っています。あの ウィンズ製の2ピースにしてから振りもよくなり、距離もかなりアップしていますので赤か黒か、みんなジッと投擲を 見守ります。バックスィングを確実に入れて正面を向き、腰を落としてビシュッと強烈なパワーキャスティング、あの 小さな身体からどこにそんなパワーが秘めているのか不思議ですがエネルギー120%の完全燃焼、30号の重い シンカーはドンドン飛び続けて200mのラインを超えて着地。気になる記録のアナウンス「200.08mです」と言う と、ウォーッと歓声が上がりました。本人も心配した腰痛も痛み止めを飲んでいるので何とかいけそう。さぁ、次は 4種目です。6種目から転向させましたので本人は7年ぶりの投擲になると言ってましたが、あの巨体からバシュと まるでゴムまりのように15号が放出され、記録は173.82m。馴れない種目ですが2番手の好記録です。ほんと 頼りになる助っ人ですね。それから十倉選手は2Fがありヒヤヒヤしましたが、バシッと3発決めてくれて、彼の念願 である第2種目で見事個人優勝!ほんと長年の苦労がやっと日の目をみました。茶谷選手は5投パーフェクトの 素晴らしいキャスティングでこれも自己では初の第4種目準優勝。みんな与えられた仕事はキッチリと決めてくれ 兵庫Aチーム得点674.73点をマークして見事普通種目団体戦に優勝「日本一」に輝き、単独クラブでの優勝と 快挙を達成しました。これで兵庫協会は前人未到の三連覇も達成。キャスティング王国の花満開となりました。 |
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