甑島釣行パート2


連続してやってくる台風の合間をぬって甑島で竿を出した。
底物師がまず竿を出さないような浅場に渡礁。足場は抜群だが、
ここもピトンを打つ穴も岩の割れ目もほとんどなく苦労した。
竿出しから翌朝の納竿まで、餌のイカが着底後2分ともたない未曾有の
ウツボ入れ食いに辟易しながら、それでもなんとか本命をキャッチすることができた。
夜明け後には20号の道糸を一瞬でブチ切っていく正体不明のアタリもあり、次回釣行が楽しみだ。

釣果:ハマフエフキ50〜70cm 3匹
    コロダイ60cm
    赤ハタ40〜42 2匹
エサ:イカ1匹掛け


2005年度の対馬の釣況
遅ばせながら私事の報告ですが4月1日付けで浜松から奈良に転勤となりました。
8年ぶりに関西に戻ってきました。
関東・東北でカレイ・アイナメは堪能しましたので、これからは夏の魚をどんどん攻めていきたいと思ってます。
釣り場で見かけたらぜひ声をかけてくださいね。

さて、今年も6月から都合3回対馬に行ってきました。
せっかく関西に帰ってきたのに遠征ばかりです。
エライ対馬に惚れ込んでしまったものです。

1回目は6月4(土)〜5(日) 同行 柴田氏
2回目 6月25(土)〜26(日) 同行 車谷副会長
3回目 7月22(金)〜24日(日) 同行 車谷副会長・多賀谷氏

3回行ってAランクが10匹 Bランクが3匹、同行者もその位と
ランクものの数は少なく寂しいのですが今年は22〜25センチのキープサイズの数が出ます。
毎回、クーラーがずっしりと重くなります。
今シーズン好調だったポイントは千呂藻(イケス側波止外向き)・貝口・卯麦・櫛・阿連といった
いつもはあまり超大型を期待していないところで逆にいつも大型が出る竹敷・嵯峨・越高といったところは
キスのアタリすらないという不思議な事に
なってます。(まあ、他の方は釣っておられるかもしれませな我々の結果はこうでした)


夜釣りのマダイ狙いですが昨年は千呂藻で80センチを頭に激釣りしたのですが、今年も2回目に
車谷副会長が60・55センチを釣り上げまずまず順調です。
千呂藻港の大外の赤灯台波止の先端回りで釣りましたがここは漁船の出入りが激しく、しかも、際スレスレを
通るので道糸沈めが必要です。
私の方は初回遠征時にうれしい外道であるイトヨリの40センチが釣れました

3回目は大雨による大洪水直後でどこもかしこも水が抹茶色に濁り、どうにもこうにもならず、
全員がボーズ同然の釣果となりましたが濁りがとれかかった最終日、
多賀谷氏が今尾の護岸で32.3センチという特大級を釣り上げました。
昨年も同時期に30センチを釣ったという多賀谷氏、夜明けの時合いには必ず大型の回遊があるはずと
超近投の捨石際にチロリを刺して置いた仕掛けにこのビッグワンがきました。
狙って釣った価値ある1匹!お見事です。
この3回目の遠征ですが、あんまり海が濁ってどうしようもないので、小型船舶操縦士免許を持っている
多賀谷氏に船外機付きボート(レンタル)を運転してもらい、浅芽湾に浮かぶ島々や陸行では行けない
入り江などを回り、投げてみたところ釣れるわ釣れるわ・・・
平均25センチの太いのがズラリで午前中だけで26〜31・5センチが11匹も釣れました。
まあ、これは船からの竿出しなので全日本サーフのルール上、魚拓申請できませんが、
目的は次回のために陸に上がって釣るポイントを探すこと。
もちろんいくつも見つけてきましたので次回は本気でやるつもりです。

さて、その次回ですが・・・
8月10日夜8時35分博多埠頭発のフェリーで対馬入り。14日(日)の夕方の飛行機で帰るまで4日間。
上対馬方面、そして浅芽湾の島々での投げ釣りがメインです。相棒はクラブの多賀谷氏です。
釣れるかどうかわかりませんがレポートは出しますのでご期待ください。

鹿児島県は甑島にタマンを狙って
鹿児島県串木野の西方38キロに浮かぶ上甑島・中甑島・下甑島の3つから成る甑島列島は
磯釣りのメッカとして有名だが投げ釣りに関してはアクセスの不便さもあるのか
なぜか情報が殆ど入らない。
よしそれならと5年前の11月下旬に私、木下が3日間遠征してみたのだが、
61センチのコロダイやキビレだけと散々な結果に終わっている。
(HP「りさるあの投げ釣り日誌」の「一発野郎の釣行記」で報告)

しかし後日、夏場に遠征された千葉サーフのグループによって大型マダイが数匹釣り上げられており、
まだまだ開拓の余地がありそうだ。
新規開拓が好きな私はキスやマダイ狙いで再度の遠征も視野に入れているが
今回、目を付けているのはタマン(ハマフエフキ)である。
甑島の渡船業者のホームページを見る限り伊豆諸島の神津島に匹敵する釣果が出ている。
関東地方ではイシダイ釣りの外道としてあまり相手にされないタマンだが
九州地区では立派な対象魚である。

車谷副会長と7月23〜24の日程で遠征計画を立てた
7月23日(土)大阪伊丹空港を午前7時45分発のJALに搭乗、1時間5分のフライトで熊本空港に到着。
車谷副会長とはここで待ち合わせ。さっそく氏のグランドハイエースに乗り込み
九州自動車道と国道3号線を走って約3時間で渡船の出航地である鹿児島県の阿久根港に到着。
今回利用する渡船の永福丸は既に入港しておりさっそく船長と息子さんに挨拶する。
非常に丁寧で物腰の柔らかい口調で現在の釣況について語ってくださる。

ここ最近はアラ(クエ)が好調で夜釣りで良型が多数仕留められているらしい。
我々の本命のタマンも昨日は良型を2匹釣り上げた方がいるそうだ。
クエ竿をかついだ磯釣り師が次々と乗り込んできた。
ものすごく太いクエ竿と巨大なリールに圧倒されてしまう。クエの魚影は相当に濃いのであろう。

渡船は午後2時過ぎに出港、約1時間ほどで下甑島の瀬々野浦地区に到着した。
渡船のデッキに出るとまるで三陸海岸で見たような断崖絶壁の釣り場が連なっている。
黒っぽい色をした海面。水深は20〜30メートルはあるのだろうか?潮もめっぽう速そうだ。
クエ狙いの釣り人たちを次々に下ろしていく永福丸。

我々はどこに渡してくれるのだろうか?ポイントは船長に一任してある。
「あれがナポレオン岩や」と車谷副会長が遠くを指差して叫ぶ。
西洋人の横顔のような垂直に切り立った奇岩は「ナポレオン岩」と呼ばれる甑島きっての名礁であるが
永福丸はそのナポレオン岩の手前の大きな入り江の中に船首を向けて進んでいく。
ずいぶんと大きな入り江(大内浦)の左岸の奥まったところで降りるように指示される。

さっそくピトンを打ち込もうとするが穴や隙間が殆どなく閉口する。
伊豆や三陸あたりの磯と違って岩は硬いし穴が開かない。
クエ狙いの釣り人は全員電動ドリルを持って渡礁していたが、次回来る時は用意した方がよいかもしれない。
しかし、なんとか各自3本の竿をセット、まずは陽が沈むまではイシダイ狙いとイシダイ竿にカウンター付きの
両軸リールで投げてみるが水深が浅い!2〜3メートル位しかないし底が丸見えである。
船長は磯際は深くてイシダイが出ると言っていたがここでも5メートル位しかない。
ウニマムシ釣法でやろうとガンガゼウニを40個も用意していたがこれではイシダイは無理だろう。
(予想どおりで結果的にはアタリもエサトリさえもなかった。)

しかし、タマンについてはこういう浅場がポイントになることは神津島で経験済みである。
きっと陽が暮れると上げ潮に乗って群れが入ってくるに違いない。
九州地方では日没が遅い。完全に暗くなったのは午後8時前。さあこいタマンと気合が入る。

エサはいつものとおり車谷副会長が用意してくれる小型の冷凍イカの一匹がけである。
時々ウツボがかかるが神津島のようにひっきりなしということもなく、釣りやすい。
しかし、不思議なことに投げこんまま放置しているとしばらくするとハリに付けたイカがすっかりなくなってしまうのだ。
それもハリスがザラザラにならずにである…正体はなんなのであろうか?カニ?それとも?
予想もしない新たなエサトリの出現に戸惑うが打ち返しを続けるしかない。

潮は上げに転じている。入り江にタマンは入ってきているはずである。
「ジイーッ!」ついに私のリールが悲鳴を上げピトンに固定した竿の穂先がグーンと海中目がけて突き刺さる!
リールは強く引っ張るとラインが少しずつ出るようにドラグを調節しているが、
それでもものすごいスピードでラインが出て行く。典型的なタマンのアタリである。
しかし、ピトンから竿を抜きドラグを締めて合わせたのであるが魚の食いが悪かったのか、すっぽ抜け、残念である。
しかしタマンがいることがわかり二人とも俄然やる気が出てくる。

10分位して今度は車谷副会長の真ん中の竿にアタリ。
「きたーっ」とダッシュで竿に駆け寄る車谷副会長。渾身の力での合わせがバッチリ決ったようだ。
タマン竿が胴から弓なりにひん曲がっている。
極太仕掛けにモノを言わせてリールのハンドルを巻き取ること約1分位か…
海面を照らすヘッドライトの明かりに黄色っぽい魚体が姿を現した。
「タマンや!」叫ぶ車谷副会長。磯際に寄せたタマンは私が一発でタモ入れに成功する。
1年振りに見るタマンの美しい姿に感動する。メジャーのメモリは70センチを僅かに切る位か、まずまずの型である。
そして5分もしないうちにまた車谷副会長の竿にアタリで50センチ級の小型?が釣れる。

そしてまたたく間にもう一匹!短時間で3匹のタマンを釣ってしまった。
焦る私…すぐ横で竿出しているのになんでやねん・・しかし、ついに私にも大きな激しいアタリが!
ドラグからラインが引き出され、ピトンに固定した竿の穂先が海中に突き刺さる寸前でようやく主導権を奪ったが、
途中でオモリが根に食われて動かなくなってしまう。
しばらく放っておくと魚が動き出すのだが、それでもオモリは外れない。
捨て糸(10号ナイロン)が切れてくれればいいのだが…と念じるがこういう時に限って切れないもので万事休す。
まだタマンは入り江にいるはずと諦めて根がかりを外すが如くドラグを締めて竿を一直線にして引っ張ると
ようやく捨て糸が切れてくれたが幸いなことにまだ魚がついていた!
車谷副会長がタモを持ってきてくれ、タモに収まったのは当日最長寸の71センチの良型。
これで甑島に来た甲斐があるというものである。気をよくしてさあ、もう一匹をがんばるが、
夜の11時頃の満潮の潮止まりまでに車谷副会長に50センチ位のタマンが釣れただけで、
下げ潮となる夜中から明け方にかけてアタリは一度もなく午前7時の納竿を迎えた。

やはり浅場の釣りは潮の上げ下げに左右されるということか。
次回は9月頃にチャレンジしてみたい。

帰りの渡船は午前9時前に阿久根港に到着し、福岡空港へ向かうがグランドハイエースのエアコンが故障。
思わぬアクシデントに国道沿いのカーディーラーに駆け込むが部品交換が必要で応急修理は不可能とのこと。
気温36度の猛烈な暑さの中、鹿児島から福岡までの車内は地獄のようであった。


  日程   平成17年7月23日(土)〜24日(日)
  場所   鹿児島県甑島(下甑島)
  釣果   タマン(ハマフエフキ)
        木下    71センチ
        車谷副会長 50〜70センチ 4匹
  仕掛
      タマン狙い(竿2〜3本) 
       竿    マンモス釣具 磯MAXタマンLTD
       リール  ダイワプロカーゴ6000
       道糸   ナイロン18号
       ハリ   がまかつタマン24号
       ハリス  シーガー22号
       オモリ  六角30号
       仕掛け  捨てオモリ仕掛(三ツ叉サルカン2/0)
       エサ   冷凍小イカ(70〜80匹用意) 

  渡船   永福丸09969−5−0079
       URL:http://www.koshikijima.net/eifukumaru/eifukumaru.html
       渡船料金10,000円
       出航 阿久根港から午後2時 納竿午前7時
       *釣行事前に電話で予約のこと 

2005年のハゼクチ事情 

今年もハゼクチの季節になりました。
昨年は東京より遠征となりましたが、本年は、一時間半の道のり。
2月4日、大阪より遠征の板東氏を熊本空港で待ち合わせ、
緑川へ、本日の潮は、23時が底で朝5時満潮となる中潮。
釣り場に到着後、ポイントを見て回るが、いつもならズラッと
並んだケミホタルも、今日は全くなし。
釣り場は独占状態ということで、一番釣り易い、船着場で
竿を出すことにし、それぞれ4本づつをセットしさあと構えたものの、
まだ、潮が動かないためか全くあたりがなく、やはり、まだ早いのかと
考えていたところ、誘いをかけた竿に、ずっしりとした重み。
カレイなら40センチクラスの重量感(締め込みは殆どないが)で
上がってきたのは、おなかがパンパンの50センチオーバーの
ハゼクチ。幸先よく大物を上げたものの、その後は、小物ばかりで
キープサイズはなし。同行の板東氏は45センチまでを2桁の状況。
そんな中、かすかなあたりで、50センチ。
ところが、これからというときに船が戻ってきたので、しばらく他の
ポイントへ、ところが、一番いい時間帯なのに、全く釣れなく、また元の
場所へ、これが正解で、満潮前後に、立て続けに50センチクラスを
4本、なぜか大物に見放されていた板東氏にも、納竿前に50センチオーバー
が釣れ、満足して釣り場をあとにしました。

翌週の2月10日、先週の餌がたくさん余っていたので、仕事が終わってから
もう一度行ってきました。9時頃釣り場に着くと、今度は、土手のポイントに
ズラッとケミホタルが並んでいましたが、先週のポイントは空いていました。
今回は、23時頃が満潮のため短期決戦となりました。結局、満潮から引きに
かけて、45−54センチが7本(50センチオーバー5本)となり、1時前には潮が
かなり引いたため、納竿としました。
今年の緑川も好調(場所によっては?)のようです。



竿 : プロサーフ 425BX
リール : パワーエアロ9000
道糸 : ナイロン4号
ハリス : フロロ5号
針  : カレイ 15号
餌  : 下針 アオイソメ
     上針 マムシ

釣果  2月4日ー5日  49−54センチ  6本
                40センチ以下(放流) 約20本
     2月10日     45−54センチ  7本
                40センチ以下(放流) 約10本