| 台湾友好遠征 | |
| 2006年台湾キャスティング参戦記 今年も2月に台湾遠投委員会から全日本サーフに招待状が届いたので、参加することにした。 私が連盟長代行として派遣の団長を努め、4種目に出場する菅原選手(北海道・札幌サーフ) STA種目の池田選手(北海道・函館サーフ)に同行として山口岡山協会長と谷後兵庫協会長 の5名で訪台となった。私は滞在日程の都合で中部空港から飛ぶこととなり、4月27日に神戸 から新幹線で名古屋に行き、名鉄を利用して中部空港へ。この空港は初めてでしたが、電車を 下りると直ぐに受付カウンターがあり非常に便利でした。さぁ、出発です。最近の海外に行く時は ビジネスクラスをよく利用するのですが前席には足が届かないほど座席スペースが取ってあり 背もたれを倒すと簡易ベットに早代わり、また食事もちゃんとお皿に入れて一品ずつ持って来て くれます。僅か2時間半ぐらいのフライトですがほんと快適な空の旅が楽しめます。 午後8時過ぎに台北の中正国際空港に到着、ロビーを出ると台湾遠投委員会の呉さんが迎え に来て頂き、久し振りの再開に固い握手。「また、お世話になります」と、日本語で挨拶(呉さん は日本語がペラペラです)車で台北のホテルまで30分ほど、お互いの近況を話します。 ホテルに着くと先発の山口協会長一行も食事を取らずに待って頂いた様子。私は機内で豪華 なディナーを食べてお腹一杯でしたが、初日の歓迎会だそうで、市内の中華レストランへ。 台湾遠投委員会の皆さんも集まって、賑やかなパーティーです。「カンペイ」「乾杯」と、次から 次とグラスにビールを注がれて、よく飲みました。 翌日は生憎の雨模様でしたが朝早くから観光に出発。北部の珍しい岩が連なる景勝地に行き また、お寺や魚市場と回って、昼も夜も歓迎会・・・もう飲み過ぎです。深夜ホテルに戻るともう バタンキューでした。翌日の土曜日は遠投大会が開催される新竹市へ移動です。昼過ぎに 到着してホテルに荷物を置くと、午後からは釣り掘へ行くことになりました。昨年は「海老釣り」 を楽しんだのですが、今年は海の釣り掘といっても日本のように海面に網を張って釣り掘りに するのではなく、台湾では海水を入れた池を作って釣り掘にしてありました。みんなムキエビを 餌にして簡単なリール付きのロッドで釣ると30cmクラスのアジ?やハタのような魚がよく釣れ 、その場で刺身やフライにして食べさせてくれました。そして隣りの大物の池に行こうと誘われ 行って見ると、太いトローリングロッドに道糸はPEの30号、ハリスはナイロンの60号に巨大 なハリ。これにサバを1匹付けで足元に落とすと「ガッガーン」と、一発でヒット。きつく締めた ドラグがジィーッ、ジィーッと滑り、もう防戦一方、これはダンプカーのような強烈な引きです。 ゴンゴンと頭を振って抵抗し、ほんとドラグがなければ池に引きづり込まれるでしよう。そして ゴーンと一気に走ってハリスがブッ飛びました。これは何だと聞くと「クエ、クエ」と両手を広げ て、30〜50キロクラスがゴロゴロ居れてあるそうです。次は谷後協会長に強烈なアタリで なんとか踏ん張り、好ファイトを楽しんでゴボッと浮いて来たのは巨大なクエ。特大の玉網で 二人係りで引っ張りますがこんなの限界を超えています。推定35キロの見事なクエで写真 を撮ったら放流するそうです。みんな一度づつ好ファイトを楽しんで御礼をいいお開きとなり ました。夜はまた市内の台湾料理店で歓迎会、しかし何度あるのか・・・もう酒は限界ですよ。 翌日は午前5時起床。昨夜の酒でまだ頭はズキズキ・・・・朝食は近くの市場でお粥です。 これはいい、荒れた胃にも優しくて、ハシが進みます。さぁ、大会会場に出発です。 ようやく雨も上がり、日も差して絶好のキャスティング日和。昨年は私が200mオーバーを 連発して第4種目に優勝したので今回は連覇がかかります。普段よりもやはり緊張します。 ところが会場に着いてビックリ、昨年とコートが反対に設置されています。ここは海岸の直ぐ 横の国立公園ですが、この時期は強風が吹いて、今は無風ですが、これから競技が始まる 頃には凄い向かい風となるでしょう。それを審判に言うと「大丈夫です」とかわされました。 午前8時から開会式。台湾全土から選手が集まり、私が連盟長代行として預かってきた挨拶 文を朗読し、横で通訳が中国語で訳します。ほんと緊張の連続で大変でした。 競技は2種目(オモリ30号、力糸あり、道糸3号)から開始され、心配した風が向かい風と なってどんどん強くなってきました。次は4種目です。最初に菅原選手が投擲しますが、左に 引っ張り過ぎてファウル、さぁ私の番。昨年の覇者なので注目が集まります。こちらは心臓 バコバコ、おまけに不得意な向かい風です。気合を入れてパワー全開と思いっきりキャスト すると見事にセンターど真ん中と喜んだのですがなんとガイド絡みでファウルラインの130m が届かずにファウルでした。2投目は菅原選手が見事に決めて145mオーバーのパワー全開、 反対に私は右に左に最悪のキャスティングで早くも失格。菅原選手は後2本140mオーバー を決めて3位に入賞。その後、ST種目が始まり、向かい風は益々強くなり、それでもファウル ラインは130mを変更しないのが台湾流(120mにして欲しかったが・・・。)今度は日本の3 選手が出場(台湾では一人2種目参加出来る)STA種目では全日本のエース北海道の池田 選手が130m台を連発するものの、この風では140mを超えるのは至難の技。STB種目も 続いて行われ、私も1投目はなんとか132mを打つことが出来たが、それからはセンターに 舞い上がるものの、完全に風に負けて全て寸タラの赤旗となりました。ここで一人気を吐いた のが北海道の怪物菅原選手。猛烈な向かい風の中を風切る強烈なパワーキャスティングで 150mオーバーを連発。台湾選手の度肝を抜く圧倒的な強さで初優勝!昨年の仇を討ちま した。大会は午後4時に無事終了し、場所を市内の海鮮レストランに移して表彰式と懇親会 が行われ、夜遅くまで「カンペイ!、乾杯」と、日台の親善を無事終えることが出来ました。 |
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