東風荘の強豪に学ぶ
(2)パルム新宿~
 (c)ヒゲのサム
強運、逃げない麻雀
 麻雀の神様はきっとパルムさんが好きなのだ。まず、手がいい。ふつうの人は振り込んだ後やリーチをかけてあがれなかった後は、とたんに手が悪くなるが、そんな時に逆にいい手がくる。
 いったん、あがると決めたら、ちょっとリーチをかけられたくらいでは負けない。当たり牌を読む眼力があるのも確かだが、運がいいとしか思えないことも多い。相手の当たり牌に微妙にかすりながら振り込まず、相手の当たり牌を目一杯使いながら、あがってしまう。ふつうはこんなにうまくはいかないと思うが、そんなのがしょっちゅうなのだ(笑)。フーテンの中の最強期間がずっと続いているような感じで、観戦していて楽しい。
 リーチがかかってもベタオリはしない。チャンスがあればあがる気だ。だから、勝利の女神さまに愛されるのかもしれない。
 あがることでツキを持ってくる。状況判断が的確で、少しでも高くなるように回し打ちするかと思うと、がんがん鳴いてあがることもある。それにしても、よくあがる。
 実際にいかに勝負運が強いか二つの牌譜を紹介するが、ドツボのときは役満が狙える手がくるし、ちょんぼをしてもほかの人があがってくれる。ラスの時は、当面の敵が四巡目に親に1万8000点を振りこんでとび、3位に浮上させてくれるたりする。
 これからも勝負師の姿勢を貫く限り、女神さまはパルムさんの味方だ。
<1999年10月から2000年10月までの19回の対戦から学んだ。この間の対戦成績はフーテンの中9勝、パルム新宿~10勝>

◆パルムさんのコメント「帰らざる夏師匠の次に『強豪に学ぶ』のコーナーに載せてくれたのは嬉しいんだけど・・・。こら〜〜!!オレが『単なるツキ麻雀』だってことをバラすな〜〜〜(爆)もう少しマシな題材は無かったのかしら?(-。-;)タラー」

◆パルムさんがたまたま語ってくれた幸運の女神論(2001/7/22)
(前略)
人間の運命は最初から決まっているとか、その人の運の量は限られてるとか
言われますよね。でも、運命は努力で開ける、とも言うじゃないですか。

ひとことで言えば、麻雀に関しての努力=「情熱」かもしれませんね。
勝ちたい、と思う気持ちが相手の研究をさせたり、自分の打ちスジの
チェックをさせたりするワケでしょ?そういう細かいことの積み重ねも
大事だと思います。
同じように、仕事でも家庭でも女性(?)でも、逃げたりせずに全力で
向かっていく。愛をもらう前に、自分から愛を与える。その程度のことでも
ツキの量って増えるような気がするんですよ。
さらにバランス的なことを考えるなら、そのツキを温存すべく、どうでも
いいようなところでは、致命傷にならない程度に少し負けておく(笑)
そうしてできたものに「勝ちたい」という気持ちを上乗せして、ここぞ
というところで、全力でぶつける。それだけです。
そこまでに貯めたツキを、そこで全部ハキ出せるかどうかは、その勝負に
懸ける「情熱」だと思うのです。

高校時代の同級生と、25年も同じメンツで続けている麻雀があります。
もちろん技術的な実力は伯仲、相手の手の内も知り尽くしてる。
それでも、その時の優劣は決まる。経験から言って、その時の仕事や
私生活が充実してるヤツが大抵勝つんですよ(笑)
麻雀はその中でツキの奪い合いがあるんですけど、なにせ実力伯仲です
から、その人が持ってきた基本的なツキをひっくり返すのは、容易なこと
では無いんです。

ですから、「麻雀で勝ったから、他がダメになる」と考えるのでは無く、
「他で頑張っておいて、戦い以前に作りあげたツキ」を生かす。
夜太さんが言う「残りの10%」ってのも、大部分はそのあたりに
あるんじゃないでしょうか。
逆に言えば、麻雀よりも大事なことが多くなってきて、麻雀に回すツキをも
惜しむようになった時、その時こそ麻雀から足を洗う時だと思ってます。
誰だって最初から勝ち目が無い勝負は、したくないですからね(笑)


◆この一戦(東風荘の牌譜を再生してくれるソフト「雀譜」で再生してください。雀譜は、ちいといつさんが作ったソフトで、彼のホームページhttp://homepage1.nifty.com/~mumrik/から簡単にダウンロードできます)
 
ラスから2位に
チョンボもセーフ、リーチに負けない
◆ネットJ杯で唯一優勝したPSYCHOU(みぎわ♪)さんに勝ったパルムさん(追加)

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